石榑 崇明
ISHIGURE, Takaaki
教授・博士(工学)
物理情報工学科 総合デザイン工学専攻
 
スーパーコンピュータに代表されるHigh-Performance Computerの高速化,低消費電力化を実現する「光インターコネクション技術」を主研究テーマとしています。特にポリマーを母材とする光導波路の,高速・高密度構造設計からデバイス試作・評価までの研究を進めています。試作した導波路デバイスを実際に導入し,Computing Performanceの更なる向上を目指します.
太田 泰友
OTA, Yasutomo
准教授・博士(工学)
物理情報工学科 総合デザイン工学専攻
 
微細な構造を用いて光を自在に操り、量子情報処理、Beyond 5GやIoTといった応用に資する光デバイスの創成を目指しています。物理・機能・材料の自在な融合をキーポイントと捉え、革新的なハイブリッド集積技術の開発を進めています。ものづくりを革新し、自由な発想を形にできる新しいフォトニクス研究を志向します。
小川 恵美悠
OGAWA, Emiyu
准教授・博士(工学)
電気情報工学科 総合デザイン工学専攻
 
光計測技術を用いた診断治療システムの開発を目指し、生体光相互作用の実験的な解明や生体数理モデルを用いた理論解析を行っている。光増感反応や光生物学的活性化反応、生体内光伝播などを中心とした生体医工学の基礎研究を基盤とし、医工連携研究による新たな診断・治療の具現化を目指している。
加納 英明
KANO, Hideaki
教授・博士(理学)
生命情報学科 基礎理工学専攻
 
ラマン分光法は、生細胞内の分子分布や分子構造、動態を、ラベルフリーかつその場観察できる非常に強力な手法の一つです。私たちは、微弱なラマン散乱光を増幅する非線形ラマン散乱を用い、生細胞や生体組織など、様々な系を「化学の眼」で可視化し、未知の生命現象の発見とその本質の解明に挑んでいます。
斎木 敏治
SAIKI, Toshiharu
教授・博士(工学)
電気情報工学科 総合デザイン工学専攻
 
光工学、相変化材料工学、ナノ・マイクロ工学を基盤として、生物・自然にヒントを得たマイクロロボティクス、物理計算機、バイオセンシングに取り組んでいる。より具体的には、(1)コロイド粒子や液滴を用いた自然知能の物理実装とマイクロ・ロボティクスへの応用、(2)相変化材料を用いたアクティブ・ナノフォトニクス、(3)ナノポアを用いた1分子DNA検出や金ナノ粒子を用いた生体分子のサンドイッチアッセイなどの超高感度バイオセンシング、などを研究テーマとしている。
藤井 瞬
FUJII, Shun
助教・博士(工学)
物理学科 基礎理工学専攻
 
微小領域における光と物質間の非線形な相互作用を最大化し、未知の物性解明や量子光エレクトロニクスへの応用を志向した研究を展開します。革新的な光技術の創成を目指しながら、光の状態を自在に制御することで発現する固体光物性を顕微分光技術や超高速光技術を用いて明らかにしていきます。
武岡 正裕
TAKEOKA, Masahiro
教授・博士(工学)
電気情報工学科 総合デザイン工学専攻
 
通信工学・情報処理に量子力学の原理を融合した、量子情報通信の理論研究を行います。量子力学と情報理論の融合を目指した量子情報理論や、量子ネットワーク・量子情報処理を実現するための光学系・物理系やネットワークの設計に取り組み、情報通信の新たな地平の開拓を目指します。
田邉 孝純
TANABE, Takasumi
教授・博士(工学)
電気情報工学科 総合デザイン工学専攻
 
微細加工技術を用いて物質の光学特性を自由にデザインし,光と物質の相互作用を究極的に高めることを目指します.それによって微小なエネルギーで動作する光スイッチや光メモリ,さらには光を用いた量子情報処理素子などが実現できると期待でき,情報処理の超省電力化技術に新しいフロンティアを拓くことができます.
津田 裕之
TSUDA, Hiroyuki
教授・博士(工学)
電気情報工学科 総合デザイン工学専攻
 
通信の光化、光ネットワークの高度化、システムの革新を目的とする光機能回路の研究を行っています。具体的には、フォトニックネットワーク用光集積回路(石英、Si、誘電体)、波長選択/コア選択光スイッチ、相変化材料を用いた超小型光スイッチ、フォトニックネットワークノード、空孔コアファイバを用いた超多分岐PONシステム構成法に関する研究を行っています。また、車載光ネットワーク、ロボットフォトニクスに関する研究も行っています。
寺川 光洋
TERAKAWA, Mitsuhiro
教授・博士(工学)
電気情報工学科 総合デザイン工学専攻
 
高強度光と物質の相互作用の物理を軸として、レーザー加工の研究を行っている。特に、ソフトマテリアルのレーザープロセシングを行い、微細構造の作製ならびに材料への機能付与を行うとともに、それらの電気的および光学的な応用研究を行っている。
長谷川 太郎
HASEGAWA, Taro
専任講師・博士(理学)
物理学科 基礎理工学専攻
 
レーザー冷却したイオンの高分解能分光、光周波数コムを使った新しい高分解能分光法を開発しています。また、冷却したイオンを使った量子シミュレーションの研究も行っています。このような実験に必要なレーザー光源を開発することも行っています。
早瀬 潤子
HAYASE, Junko
教授・博士(理学)
物理情報工学科 基礎理工学専攻
 
光子や電子の量子力学的性質を自在に制御・利用する「量子光エレクトロニクス」を追求し、新しい量子物理の解明と革新的な量子技術の開発を目指します。半導体をナノスケールで加工した「半導体量子構造」や、フェムト秒オーダーの超高速現象を計測・制御する「超高速非線形分光」技術を駆使して、光子と電子の相互作用を研究していきます。
渡邉 紳一
WATANABE, Shinichi
教授・博士(理学)
物理学科 基礎理工学専攻
 
高分子物性や磁性体物性など、固体中の様々な物性物理現象を、テラヘルツ帯域から可視光域にまたがる幅広い周波数域の光計測によって明らかにしてゆきます。また新規テラヘルツ光源開発や物質構造設計などによる新しい光物質制御の可能性を追求します。